外部の大学院入学までの手順を徹底解説

【1】外部の大学院入学を検討している方へ向けたサイトです。

【2】どんな手順で大学院入学の準備をすればいいのか分からない方へ丁寧に解説していきます。

 

大学院と大学の認識の違い

私が京都大学大学院に入学するまでに実施した内容を元に紹介したいと思います。

まず、大学院入学は大学入学の認識とは大きく異なります。

何が違うかというと、大学院入学は学校に合格するのではなく、研究室に合格するという認識です。

ですので結論から言うと、合否は研究室の志願者数と定員が大きく関係しています。

研究室の情報をいかに集められるかが合否を左右します。

 

①外部の大学院入学に必要な4つの要素

さっそく外部の大学院合格に必要なことはいったい何か

  1. 研究室の先生と馬が合う・一緒に研究できそうと思われること
  2. 試験&TOEICで一定の成績以上を残すこと
  3. 事前に研究室訪問を繰り返す
  4. 先生or先輩から現在の入学希望者数や試験情報を入手する

 

②入学前に思う疑問と大学院入学の仕組み

(1)必要な学歴は?

国立の大学院や有名な大学院に入学したいと思った時、自分の今の大学で大丈夫なのかという疑問が浮かぶと思います。

私が入学した際に外部からの入学者は、同志社立命館龍谷大学等出身の方々でした。

それ以下のレベルだと門前払いされるのかというと一概にはそうとは言えません。

研究室の先生が学歴にこだわらない人であれば問題はない言えるでしょう。

例えば研究室の先生の母校と同じ場合とっつきやすく好感度も上がるのでチェックしてみてください。

また、自身の学校からその大学院へ進学したケースがある場合は話がはやく、その先輩から情報をもらうのがベストです。

(2)外部から入学は可能?

大学院の場合、基本的に内部の学生が院に進学するのが自然な流れです。

そのため、人気の研究室は内部出身の方が応募するので、外部からの学生は募集していても基本的に取っていません。(圧倒的な学力差がある場合を除く)

しかし、研究室の立地が悪かったり、外部からの思考を取り入れたい、定員割れをしている研究室では、積極的に外部生を取っています。

そういう研究室を狙えば合格率は格段にUPします。

③入学までの流れ

それでは実際に入学までの流れを説明していきます。

院試験は8月頃がメインで、2次募集が2月頃にある大学院が多いと思います。

 

例えば2025年4月に入学しようとした場合

2023年

 9~12月

  説明会参加 & 研究室訪問 & 勉強開始

  (先輩から過去問解答および研究内容情報入手)

  入手できなければ絶望的

2024年

 1~4月

  ①説明会&研究室訪問(名前覚えてもらう)

  ②現在の志願者数を先輩or先生から聞く

  ③どの研究をしたいかある程度決定しアピール

 5月

  ①説明会&最後の研究室訪問

   君はもう覚えたから来なくていいよ(笑)と言われるぐらいになる

   ⇒自身の志望度を示す

  ②研究計画書等の提出が必要な場合、話を詰めておく

  ③現在の志願者数を先輩or先生から聞く(定員オーバーしていないことを祈る)

 6月

  願書提出

 8月

  入試

2025年4月入学

 

というステップを1年かけて踏む必要があります。

大事なのは、自身の志望度を示すこと、そして過去問や入試の最新情報を入手すること。

あとは、足切りライン以上の点数を獲得すれば定員オーバーしていない限り合格する可能性が高いです。

院試は大学入試と比べると難易度は落ちます。

どなたにも可能性は広がっていますので、頑張ってください!!!